なんとなく見ようかなぁ、なんて思っていたところ、出先
にて時間が空いてしまったので、これは天のお告げ（笑）
ということで、見てみたよ。
先ず前提として、「高木さんワールド」では、高木さんと
西方の恋のゴール地点は「からかい上手の(元)高木さん」
として、テレビアニメ放送中から既に連載されているので
その結果に注目するのではなく、「過程」を楽しむ作品で
あるということ。
それを踏まえたうえで「劇場版」を見てみると、からかい
は控えめにして、二人の関係が大きく進展するお話なので
見る価値は充分にあると思う。
劇場版ということで、背景の描き込みはとても素晴らしく
スクリーンで観ていると、何気ないシーンや風景、特に
夜の「虫送り」では、感動するレベル。
テレビアニメ版では、舞台となっている場所に関しては
ある程度ぼやかしていたんだけど、今回は「小豆島」を
前面に押し出していて、聖地巡レイヤーのわたしとしては
ちょっと嬉しかったな。（笑）
肝心の内容（脚本）については、二人が急接近する切っ
掛けを「猫」にしてしまったことで賛否が分かれそうだ
けど、中学生の恋なんてそんなもん、だとわたしは理解
しているので、別に気にならなかったな。
まぁ、そもそも猫ちゃんなんてそんなもんだしね。（笑）
ただ、残念な部分もあって、上映時間が７３分と短めな
のに、サブキャラに焦点をあてる時間が結構多目なので
高木さんと西方くんのドキドキハラハラ感が薄まっている
印象だった。
で、そのスポットが当たったサブキャラの恋の行方につい
ては投げっぱなしと、ここは完全なマイナスポイントだ
ろうね。
それでも、全体としては楽しめたので、見て良かった映画
だよ。
ご興味のある方は、早めに劇場へ行こう！
ＴＯＰ（Ｋａｚｕｍｉのお嬢様倶楽部）
#高木さんめ |
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