 時を遡ること36年前の1986年、まだDVDなど存在 していない時代、VHSのビデオテープを、それこそ擦り 切れるほど見ていたっけなぁ。
そんな思い出補正もややありつつ(笑)、何度かの延期を 乗り越え、ついに公開された「トップガンマーベリック」 遅まきながらやっと見てきたぜっ。
細かい突っ込みどころが無い訳じゃないし、劇中の出来事 全て整合性がとれている訳では、勿論無い。
でも、そんな些末なことを凌駕する程、本当に素晴らしい 「エンターテインメント」映画だった。
36年前とは違い、今は「CG」でなんでも表現出来て しまう時代であり、勿論「マーベリック」でも、CGは 使われているんだろう。
しかし、コクピットの映像では、トム・クルーズはじめ パイロット役の役者さんたちは、本物のF/A18に搭乗 して演技をしているので、その「臨場感」たるや圧巻だ。
戦闘機の訓練やドッグファイトを見るだけでも、劇場に 足を運ぶ価値は、十二分にあると断言出来る。
勘違いしてはいけないのは、この映画は決して戦争映画 ではなく「スポーツ映画」として楽しむということ。
ここを踏まえておけば、きっと楽しめるだろう。
「いつかその日がくるかもしれないが、それは今日では ない」
トム・クルーズとともに歳月を重ねたてきた身としては
沁みるなぁ・・・・。
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