 曲げ加工の工程は、裏側の「筋彫り」を深くし過ぎて しまうと、曲げた時に割れてしまうので、掘り込みは 指先の感覚だけが頼りという、かなり繊細な作業だ。 曲げるときも、ゆっくり過ぎると角が丸まってしまい 一気に曲げすぎると折れてしまいそうなので、力加減が 難しく、大胆かつ繊細に力を加えなければならない。 ベンダーがあれば簡単に加工出来るんだろうけど、全て 手作業なので、かなり大変だ。 一つのパーツで9箇所、それが二つなので、18箇所も 筋彫りと曲げの作業が続く。 そして、ついに大きな加工はこれで終了した。 力仕事でもあったけど、角が割れてしまう恐怖と戦って いたので、神経が磨り減ったよ。
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