お嬢様の日記帳

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...... 2018年04月05日 の日記 ......
■ リズと青い鳥 試写会に行ってきた。   [ NO. 2018040501-1 ]

幸運なことに、試写会のお誘いをいただいたので、早速
見てきたよ。


本公開前なので、極力ネタバレしないようにはしたいけど
どうしても触れざるを得ないので、楽しみにしている方は
ご注意を。




以下、ネタバレありということで、ご了承ください。


























「響け♪ユーフォニアム」のスピンオフ作品で、みぞれと
希美のお話し、という程度の予備知識で鑑賞。

てっきり、吹奏楽部のゴタゴタがあった「過去」のお話しを
やるのかと思っていたら、実は全く逆で、アニメ版の後の
話だったんだね。

時間軸としては「後日談」なんだけど、全編二人のお話し
なので、他の部員たちは、ほぼモブ化していて群像劇を
期待していると、違ったものになるよ。


さて、見終わった感想は、と言いたいところなんだけど
見始めて数分で受けた印象、というよりも「嫌な予感」が
話が進むにつれ、それは的中してしまった・・・・。

感じた「嫌な予感」それは今までの経験上冒頭でテンポが
悪かったり、単純な動作を延々続ける劇場作品は、大抵
最後まで「退屈さ」を感じてしまうんだよね。

純文学のような「活字」としてなら、成立しやすいんだろう
けど、劇場作品としては、難しいんじゃないかな。


ストーリーで見せる映画ではなく、二人の関係性、それも
本当に「微妙な」感情の揺れ動きしかないので、30分で
終わる話を、劇場版としての尺である90分を費やすには
監督はそれ相応の実力が問われる。

残念ながら、山田尚子監督は、この作品について実力を
発揮出来なかったと思う。


ただ、ちゃんとした吹奏楽部の演奏、「リズと青い鳥」 に
ついては、鳥肌が立つくらい、素晴らしかった。


せっかくの劇場版なのに、もっと演奏が聞きたかったな。




Kazumiのお嬢様倶楽部

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